会社の知名度や規模はあまり重要ではない。その一方で「休暇のとりやすさ」は上位にランクイン。男女別の調査結果からは女性が「家事・育児・介護などの両立」を重要視しているのに対し、男性は気にしておらず、若い世代にも根強い性別役割分担意識があることが浮き彫りになった。
学生、若手社員ともに、男性のほうが「なりたい」と答えた人が多い。女性はいずれも半数以下で、就職後はさらに低くなり、同年代の男性と意識の差が著しいことが分かる。
調査では子育てと仕事を両立させながら仕事を続けるのが理想であるのに対し、現実は結婚や出産で一度仕事から離れ、子育てが落ち着いてから再び働き出すキャリア人生を予想している人が多い。
男女ともに残業・休日関係への票が多く、男性は特に休日出勤の有無について関心が高い。女性は育児・介護の休暇を挙げる人が多く、ここでも男女差が見られる。